プロ注目の逸材がまさか…夏の甲子園出場が叶わなかったドラフト候補5人。悔しさ味わった高校球児
2023/08/26
産経新聞社
明瀬諒介
・鹿児島城西(鹿児島)
・投打:右投右打
高校通算49本塁打、投げては最速152キロを計測するなど、投打の二刀流として注目を集める明瀬諒介。多くの高校野球ファンが、甲子園で一目見たかった存在だろう。
1年夏からベンチ入りし、同秋からレギュラーに定着した明瀬。同年秋の公式戦では4本塁打を放つなど、強打者ぶりを発揮した。
今春の鹿児島県大会では「3番・一塁」を主戦場に、リリーフとしてマウンドに上がるなど、投打にわたる活躍で優勝に大きく貢献。
最後の夏も投打の中心を担い、チームを牽引したが、準決勝で鹿屋中央に惜しくも敗れ、甲子園出場を逃した。
それでも、同校8年ぶりとなる4強入りの原動力となり、恵まれた体格を誇るスラッガーと高い評価を得た。すでにプロ志望を表明しており、今後は野手一本で勝負する見込み。三塁守備の練習をこなすなど、プロ入りに向けて意欲を見せている。