“甲子園のヒーロー”でも…プロ野球の世界では苦しむ主役6人。高校野球で輝いた現役選手たち
2023/08/19
産経新聞社
根尾昂
出身校:大阪桐蔭(大阪)
投打:右投左打
身長/体重:177cm/84kg
生年月日:2000年4月19日
ドラフト:2018年ドラフト1位
大阪桐蔭で圧巻のパフォーマンスを見せた根尾昂。高校時代の注目度は凄まじいものがあったが、プロ入り後は苦しんでいる状態だ。
「スーパー中学生」と称されていた根尾は、高校でもその才能を遺憾なく発揮。ピッチャーだけでなく外野、さらにはショートもこなす器用さで、いつしか大阪桐蔭を代表する選手に。甲子園には春夏合計で4回出場し、3度の優勝を経験した。
3年時は春夏連覇を達成し、鳴り物入りで中日ドラゴンズに入団。野手として試合に出続けたが結果が伴わず、昨年6月に投手転向となった。
同年は25試合に登板し、防御率3.41をマーク。先発投手として臨んだ昨季は大半をファームで過ごしたが、終盤の9月、2試合に先発登板し防御率0.71と覚醒を期待させた。
しかし、今季も開幕からファーム調整が続くと、8月の今季初先発では初回5失点を含む3回6失点で降板。翌日に再び二軍降格となってしまった。