“甲子園のヒーロー”でも…プロ野球の世界では苦しむ主役6人。高校野球で輝いた現役選手たち
2023/08/19
産経新聞社
オコエ瑠偉
出身校:関東一(東東京)
投打:右投右打
身長/体重:185cm/90kg
生年月日:1997年7月21日
ドラフト:2015年ドラフト1位
圧倒的なスピードとパワーを見せつけ、高校野球ファンを魅了したオコエ瑠偉も、プロでは苦しんでいる選手だ。
関東一では、高校2年時からドラフト候補と評されていたオコエ。最後の夏は東東京大会で打ちまくり、チームを甲子園に導く活躍を見せた。
興南(沖縄)との準々決勝で放った決勝2ランホームランは、今でも語り継がれる名シーンだ。
高校通算37本塁打を記録し、ドラフト上位での指名も有力視された中、東北楽天ゴールデンイーグルスへのドラフト1位入団が決まる。
高卒2年目は41試合出場で打率.300、3本塁打と大器の片鱗を示したオコエだったが、翌年以降もレギュラーの座は掴めなかった。
2022年オフには現役ドラフトで読売ジャイアンツに移籍。昨季は開幕戦に先発出場するなど存在感を示したが、年間を通して活躍出来ず。
今季も春先は好調も不振に陥り二軍降格となったが、7月終盤の一軍再昇格後からはまずまずの成績を維持しており、このまま失速せずにシーズン終盤まで駆け抜けたい。