高卒ドラフト1位への“登竜門”!? 高校JAPANでベストナインに輝いた5人。国際大会で躍動した現役選手たち
2023/09/09
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奥川恭伸(東京ヤクルトスワローズ)
・投打:右投右打
・身長/体重:184cm/82kg
・生年月日:2001年4月16日
・経歴:星稜高
・ドラフト:2019年ドラフト1位
最後の夏にチームを準優勝に導いた奥川恭伸。国際大会でも圧巻の投球を見せた。
星稜高で1年秋に主戦投手となり、2年春から甲子園のマウンドを経験した奥川。同年には下級生ながら高校日本代表に選出されるなど、早くから注目を集めた。
3年夏の甲子園では、初戦から完封勝利を記録。3回戦の智弁和歌山(和歌山)戦では延長14回を1人で投げ抜き、23奪三振1失点の快投を披露した。
決勝戦では惜しくも履正社(大阪)に敗れたが、世代屈指の投手として2年連続で高校JAPAN入り。先発登板した2次リーグ初戦のカナダ戦では、7回2安打1失点18奪三振の快投を披露し、大会ベストナインに輝いた。
迎えたドラフト会議では、3球団が1位指名。抽選の結果、東京ヤクルトスワローズへの入団が決まった。高卒1年目から一軍デビューを果たすと、翌2021年にはチームトップタイの9勝を挙げ、チームのリーグ優勝、日本一に大きく貢献した。
ところが、2022年以降は故障に苦しみ、昨季はわずか1試合の登板に。今季も度重なるけがの影響を受け、一軍のマウンドから遠ざかっている。