高卒ドラフト1位への“登竜門”!? 高校JAPANでベストナインに輝いた5人。国際大会で躍動した現役選手たち
2023/09/09
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松尾汐恩(横浜DeNAベイスターズ)
・投打:右投右打
・身長/体重:178cm/78kg
・生年月日:2004年7月6日
・経歴:大阪桐蔭高
・ドラフト:2022年ドラフト1位
世代屈指の捕手として高校日本代表に選出された松尾汐恩。国際大会でもその実力を遺憾なく発揮し、大会ベストナインを獲得した。
大阪桐蔭高で2年夏から正捕手の座を射止めると、3年春のセンバツ甲子園では「3番・捕手」としてチームを牽引し、全国制覇を達成した。
同夏の甲子園でも打率.571(14打数8安打)、2本塁打、9打点と圧巻の成績を残したが、準決勝で下関国際(山口)に敗れ、春夏連覇の夢は断たれた。
大会後のWBSC U-18ワールドカップでも正捕手を務め、打率.321(28打数9安打)、6打点をマーク。大会ベストナインに輝いた。
迎えたドラフト会議では、横浜DeNAベイスターズから1位指名。高卒1年目ながら春季キャンプ一軍メンバー入りを果たし、オープン戦にも出場した。
ファームで開幕を迎えた松尾は、6月に初の一軍昇格。デビューこそならなかったが、首脳陣からの高い期待がうかがえた。その後も二軍で実戦経験を積んでおり、9月6日のヤクルト戦ではサイクル安打を達成。高卒ルーキー離れした存在感を示している。