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悔しいドラフト指名漏れを経て…2024年、プロ注目選手5人の進路は?【高校生・投手編】

2024/02/09

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産経新聞社



(左から)仁田陽翔、東恩納蒼

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 2024年を迎え、アマチュア野球界では高校生や大学生の進路が次々と明らかになってきている。昨秋のドラフトでプロ志望届を提出したものの指名がなかった選手たちも、気持ちを切り替え次のステージでの戦いに向けた準備を進めている時期だ。今回は、「指名漏れ」を経験した注目の高校生投手5人を厳選し、進路やこれまでの経歴を紹介する。

 

 

仁田陽翔(仙台育英)

仙台育英・仁田陽翔

 
 仙台育英では「150キロトリオ」の1人に数えられた最速151キロ左腕。甲子園には優勝を果たした一昨年夏を含めて3度出場しており、威力のある速球で聖地を沸かせた。
 
 NPBスカウトの注目度も高かったが、高卒でのプロ入りはならず。東都大学リーグ2部の立正大に進み、4年後の指名を目指す。
 

 
 中学時代は佐々木朗希(千葉ロッテマリーンズ)らを輩出した大船渡一中でプレー。仙台育英では1年春からベンチ入りし、公式戦のマウンドにも上がった。2年夏の甲子園は2試合、4回を投げ5奪三振無失点と好投し優勝に貢献。
 
 3年春の東北大会では自己最速151キロをマークし、夏も甲子園の花巻東戦で最速149キロをたたき出すなど、高校野球引退まで進化を続けた。
 
 キレのあるスライダーも武器で、潜在能力は申し分ない。課題となっている制球力が改善されれば、4年後の上位指名は見えてくる。戦国東都で揉まれ、どんな投手へと成長するか楽しみだ。

 

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