悔しいドラフト指名漏れを経て…2024年、プロ注目選手5人の進路は?【高校生・投手編】
2024/02/09
産経新聞社
篠崎国忠(修徳)
190センチを超える高身長から150キロ近い速球を投げ下ろす大型右腕。甲子園出場経験こそないものの、関東屈指の好投手として注目されていた。
高校卒業後は四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスに入団し研鑽を積む。
修徳では1年秋から公式戦で登板し、その後もエース格の働きを続けた。体重を大幅に増やした3年次は投球の凄みが増し、夏の東東京大会では準々決勝敗退ながら計14回を投げ防御率0.00と躍動。
5回戦の錦城学園戦では97球完封勝利を挙げた。大柄ながらフィールディングなどにも定評があり、ポテンシャルの高さは十分に示した。
徳島インディゴソックスは圧倒的な育成力を誇り、昨秋のドラフトでは6人が指名を受けた。特に投手の育成は独立リーグ随一なだけに、さらなる成長に大きな期待がかかる。
【了】