早くもドラフトの“目玉”に!? 2024年プロ注目の高校生5人。世代トップクラスの球児たち
2024/03/07
産経新聞社
高校野球 最新情報(最新ニュース)
2024年シーズンのプロ野球開幕が近づくとともに、アマチュア野球界もこれからが本格的なシーズンインを迎える。高校野球に目を向けると、今月18日から春の選抜甲子園が開幕。中でも注目されるのが、ドラフト候補選手の活躍だろう。今回は、現時点で今秋のドラフト戦線に浮上している高校生を厳選し、紹介する。
川勝空人(生光学園)
恵まれた体格から最速153キロの速球を繰り出す本格派右腕。四国を代表する剛腕に注目が集まる。
生光学園では1年秋からベンチ入り。県大会2回戦で公式戦デビューすると、いきなり最速147キロを計測し評価を高めた。2年時には150キロの大台を突破し、2年夏は県大会初戦で152キロ、準々決勝で153キロをマーク。凄まじいスピードで成長を続けている。
新チームでは主将に就任するも、秋の徳島県大会は4強止まり。今年はチームを全国の舞台へ導くことができるか。
昨秋の徳島県大会の投球成績は、計41回を投げて47奪三振、25四死球と制球力にはまだまだ課題が残る。変化球もまだ豊富とは言えないだけに、ストレートを磨くのはもちろん、投手としての総合力を高めてプロ入りをつかみたい。