早くもドラフトの“目玉”に!? 2024年プロ注目の高校生5人。世代トップクラスの球児たち
2024/03/07
産経新聞社
モイセエフ・ニキータ(豊川)
ロシア人の両親を持つ左のスラッガー。今年のドラフト候補野手の中でトップクラスの打力を誇る。
豊川では1年春からベンチ入りし、1年秋からは中軸を打つようになった。大ブレイクを果たしたのが昨秋。東海大会で16打数10安打、1本塁打、6打点を記録するなど地方大会で大暴れし、チームを38年ぶりの明治神宮大会出場に導いた。
神宮の舞台でも5打数3安打と結果を残し、準決勝の星陵(石川)戦では敗れたものの、本塁打含む2安打を放って存在感を示した。
東海大会決勝で愛工大名電(愛知)が外野を4人で守る“モイセエフ・シフト”を敷いたほどの強打が売りだが、肩の強さや俊足ぶりも評価されており、総合力の高い外野手。まずは今春、センバツ甲子園での聖地デビューに注目が集まる。