早くもドラフトの“目玉”に!? 2024年プロ注目の高校生5人。世代トップクラスの球児たち
2024/03/07
産経新聞社
石塚裕惺(花咲徳栄)
長打力を秘める打撃が売りの大型遊撃手。NPBスカウト陣が熱視線を送る有望株だ。
花咲徳栄では1年秋から「4番・三塁」に座った。2年春からは遊撃に転向し、埼玉県大会でチームが3回戦敗退を喫する中、2試合連続本塁打を放ちアピールした。2年夏は19打数9安打、1本塁打、5打点と快音を響かせ、埼玉県大会準優勝に貢献。
秋は関東大会初戦の横浜戦で2ランを放つと、準々決勝の常総学院(茨城)戦でも3安打をマークし、計6打数5安打と打ちまくった。高校通算本塁打数も着々と伸びてきている。
右打ちの遊撃手は貴重な存在なだけに、目をつけている球団は少なくないはず。打撃のほか、強肩と俊足もアピールポイントになっているが、守備、走塁もさらに磨いてプロ入りを狙いたい。
【了】