春のセンバツで頂点に立つのは? 選抜甲子園の優勝候補6校【第96回選抜高校野球大会】
2024/03/16
産経新聞社
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第96回選抜高等学校野球大会が3月18日に開幕。開催に先立ち、8日には組み合わせ抽選が行われ、対戦カードが決定した。今大会は各校の実力が拮抗し、優勝候補本命が不在と言われている。ここでは、優勝候補と目される6校を厳選し、チームの特徴や注目選手を紹介したい。
大阪桐蔭(大阪)
3年連続で秋の近畿大会を制し、今大会も優勝候補と目される大阪桐蔭。投打に有力選手を揃え、中でも投手陣は大会屈指の陣容を誇る。
昨秋は大阪大会を制すと、近畿大会では報徳学園(兵庫)、京都国際(京都)など強豪校を次々に撃破し、近畿大会王者に。しかし、明治神宮大会は5失策と守備のミスが重なり、初戦で関東一(東京)に敗れた。
それでも、投手陣はドラフト候補にも挙がっているエース・平嶋桂知をはじめ、森陽樹、中野大虎など150キロ前後の直球を持つ投手が多く控える。
球数制限が設けられた昨今の高校野球界において、投手を複数人揃えるのは定石となっているが、その中でもトップクラスの布陣と言えるだろう。打線も、ラマル・ギービン・ラタナヤケ、徳丸快晴ら中軸に一発のある強打者を揃える。
大阪桐蔭は、大会5日目に初戦を迎え、北海(北海道)と対戦予定。昨秋に課題となった守備力を向上させ、2年ぶりのセンバツ優勝に期待がかかる。