春のセンバツで頂点に立つのは? 選抜甲子園の優勝候補6校【第96回選抜高校野球大会】
2024/03/16
産経新聞社
広陵(広島)
3年連続27回目のセンバツ、昨春から3季連続での甲子園出場となる広陵。強力バッテリーを中心に、21年ぶりの春制覇を狙う。
昨秋は広島大会、中国大会を順調に勝ち進んだ。中国地区代表として臨んだ明治神宮大会では、初戦で優勝した星稜(石川)を相手に6-7と惜敗した。試合には敗れたものの、3点を先制するなど、地力の高さを見せた。
昨年度から主力を担う高尾響、只石貫太のバッテリーは強力。特に高尾は身長172センチと上背こそないが、抜群の制球力で高い完成度を誇る。
また二番手には、中国大会の決勝で1失点完投勝利を挙げた堀田昂佑が控えるなど、投手力の高さが光る。打線は4番に座る只石を中心に、昨夏を経験した濱本遥大らで強力打線を形成。投打で総合力の高いチームとなっている。
広陵は大会4日目の第2試合で高知と対戦する。昨春はベスト4で敗退となっただけに、今大会は優勝を目指したい。