春のセンバツで頂点に立つのは? 選抜甲子園の優勝候補6校【第96回選抜高校野球大会】
2024/03/16
産経新聞社
健大高崎(群馬)
関東大会ベスト4ながら、投打に全国トップクラスのレベルを誇るのが、健大高崎だ。
昨秋は群馬大会を制覇し、関東大会では中央学院(千葉)に勝利し、準決勝に駒を進めたが、山梨学院(山梨)に2-3と接戦の末、敗れた。それでも、投打に能力の高い有力選手を多数揃え、今春センバツでの前評判は高い。
投手陣を牽引するのは、1年春から公式戦に登板している左の佐藤龍月と最速150キロを記録した右の石垣元気の左右の新2年生コンビだ。一冬超えた春の成長にも期待がかかる。
さらに、昨秋の公式戦でチーム打率.397を誇るなど、切れ目のない打線が持ち味。強肩強打の捕手・箱山遥人をはじめ、田中陽翔、高山裕次郎らプロからも注目を集める強打者が並ぶ。
健大高崎は、大会2日目の第3試合で学法石川(福島)との対戦が決定。昨季のセンバツでは初戦で涙を飲んだだけに、リベンジに期待が高まる。