「結果を残せば文句は言われない」女子プロ野球、埼玉・加藤優。開幕戦で悔し涙をバネに！【『花になれ！』vol.2】
女子プロ野球のゴールデンルーキー、埼玉アストライアの加藤優外野手が毎月連載する『花になれ！』。27日現在、3試合に出場4打数3安打と、代打での途中出場ながら結果を残している。今回は先月26日の開幕戦から9日、10日と川口市営球場で行われた本拠地開幕戦までの心境について語ってもらった。
2016/04/29
悔しさを忘れずに気持ちを緩めない
本拠地開幕戦では2日目にヒットを2本打てたのですが、試合に出たことで課題がかなり明確になりました。これまで私はポイントが近いバッティングをしてたんですよ。三振も少なくなるし、そもそも昔から2ストライクから粘ってヒットを打つタイプだったので、その形が良いという気持ちがあったんですけど、結果を残している人はみんな前で捌いていることが分かりました。打席に立ってみてもその部分を凄く感じたので、今は前で捌く練習をしています。そして長距離よりもアベレージ重視で、力が付いてきてしっかり捉えることができたらホームランも打ちたいです。
今回のように結果を出せば誰にも文句を言われないでしょうし、今の私は開幕の悔しい思いがバネになっています。その悔しさを絶対忘れないで、これからも気持ちを緩めることなくやりたい。あと女子プロ野球は試合後に勝ったチームが踊るんですが、なかなかチームが勝ててないので、一度でも多く踊れるようにチームのためにも頑張ります。