早くもドラフトの“目玉”に!? 2024年プロ注目の大学生投手5人。世代トップクラスの逸材選手たち
2024/04/06
産経新聞社
徳山一翔(環太平洋大)
全国大会での好投をきっかけに注目度が増した最速153キロ左腕。地方リーグから上位指名を狙う。
鳴門渦潮高時代は全国的に無名の選手で、直球も140キロに満たなかった。環太平洋大進学後に頭角を現し、2年冬から大学日本代表候補合宿に参加した。
実力を証明したのが2年秋の明治神宮大会での登板。国際武道大戦で7回無安打無失点と好投し、継投でのノーヒットノーランを達成した。
昨秋の明治神宮大会でも初戦の東農大オホーツク戦で7回1失点11奪三振の快投を披露。
過去に環太平洋大からドラフト1位でプロ入りした選手はいないが、徳山はその可能性を秘めている。直球をさらに磨き、大学ラストイヤーもアピールを続けたい。