早くもドラフトの“目玉”に!? 2024年プロ注目の大学生野手5人。世代トップクラスの逸材選手たち
2024/04/06
産経新聞社
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プロ野球が開幕を迎えたとともに、アマチュア野球界もシーズンが本格化した。中でも気になるのが今秋のドラフト候補選手の動向。特に大学生の中には、将来の日本球界を担うであろう逸材が多くいる。今回は、現時点で2024年のドラフト候補に浮上している大学生野手を厳選し、紹介する。
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宗山塁(明治大)
東京六大学野球リーグで1年次から活躍する遊撃手。打撃、守備ともにアマチュア球界トップクラスの実力を誇り、今秋ドラフトの目玉となる存在だ。
広陵高では1年夏からベンチ入り。1年秋は中国大会で西純矢(現:阪神タイガース)、明治神宮大会では奥川恭伸(現・東京ヤクルトスワローズ)からそれぞれ2安打を放ち非凡ぶりを発揮していた。
明治大では1年春の途中からレギュラーの座をつかむと、2年次からは長打力も向上し、この年は春3本塁打、秋4本塁打をマーク。
1年秋から2年秋にかけては3季連続でベストナインを受賞。2年春には打率.429で首位打者も獲得するなど、”安打製造機”とも言える活躍を見せた。
今月6、7日に行われた欧州代表との強化試合では、右肩甲骨骨折の影響で出場こそなかったが侍ジャパン入りを果たした。
今春は骨折の影響で、春季リーグ開幕に間に合うかは微妙だが、復帰後の活躍に期待したい。