センバツで輝いた…春の甲子園、独自選出のベストナインは? 聖地を沸かせた高校球児たち
2024/03/31
産経新聞社
捕手部門
箱山遥人(健大高崎)
大会成績:5試合、打率.444(18-8)、0本塁打、6打点、0盗塁、OPS1.056(出塁率.500+長打率.556)
捕手からは、健大高崎(群馬)の箱山遥人捕手を選んだ。今大会は序盤こそ苦しんだが、尻上がりに調子を上げていった。
1回戦、2回戦では、打撃面で本領を発揮できなかった箱山。しかし、準々決勝の山梨学院(山梨)戦では3安打3打点を記録。5回裏に放った適時三塁打は、あわやホームランかという当たりだった。
すると、準決勝の星稜(石川)戦でも、タイムリーを含む猛打賞の活躍で、好調ぶりを発揮した。
決勝・報徳学園(兵庫)戦でも、攻守に存在感を発揮して甲子園初優勝の原動力に。世代屈指の実力を、大舞台でも見せつけた。