センバツで輝いた…春の甲子園、独自選出のベストナインは? 聖地を沸かせた高校球児たち
2024/03/31
産経新聞社
三塁手部門
西村大和(報徳学園)
大会成績:5試合、打率.278(18-5)、0本塁打、1打点、0盗塁、OPS.659(出塁率.381+長打率.278)
三塁手には報徳学園(兵庫)の西村大和選手を選出した。「3番・三塁」を務めた今大会は、特に守備での貢献が大きかった。
1回戦の愛工大名電(愛知)戦では無安打だったものの、同点の9回2死三塁と緊迫した場面で、難しいゴロをアウトにする好プレーを披露。チームの窮地を救った。
すると、2回戦の常総学院(茨城)との試合では4安打を放つ暴れっぷり。クリーンアップの一角として打撃でも存在感を示した。
決勝戦でも初回2死二塁とピンチの場面で、内野を抜けそうな当たりを好捕。惜しくも優勝は逃したが、幾度となく好守を見せていた。