史上初、オリックスと女子プロ野球のコラボマッチ。「見る機会を増やす」新しい集客動員の形に
女子プロ野球は15日、ほっともっとフィールド神戸での「オリックス―ソフトバンク6回戦」の後、兵庫ディオーネ対京都フローラの公式戦を開催。史上初のプロ野球とのコラボ企画は成功をおさめた。
2016/05/17
どら増田
兵庫の里が5試合連続勝利
試合は兵庫・里、京都は小西美加の先発で始まり、試合は京都打線が里から2点取ったことで延長戦に突入した。最後は延長8回、兵庫のキャッチャーの寺部歩美がサヨナラタイムリーを放ち勝利を収めた。小西はほっともっとフィールドで負けたことがなかったが、里が投げ勝ち、連続試合勝利記録を5に伸ばした。
試合後、兵庫の碇美穂子監督は「選手には“敵は己にあり”という言葉を伝えています。己を知ると自分がやるべきことが見えてくるということ。それができていました」と選手たちを評価した。プロ野球とのコラボ企画、初めてのほっともっとフィールドでの登板にも、好投を見せたエース里は、大一番でのピッチングに女子プロ野球への想いを重ねた。
「マウンドに登るまでは緊張もあったんですけど、外野からグラウンドに入ってキレイな天然芝を見たときに、『自然があるから大丈夫』とすごく癒されたんです（笑）。今日は投打ともに女子プロ野球らしい試合ができたんじゃないかって思います。この試合を見て、ひとりでも女子プロ野球にも興味を持ってくれたらうれしいです」
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