甲子園の“有力候補”が…夏の地方予選で初戦敗退となった強豪6校。聖地が遠かった高校は…?
2024/08/01
産経新聞社
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第106回全国高等学校野球選手権の、出場全49校が出揃った。甲子園予選から各地で熱戦が繰り広げられた中、今年は波乱の展開が数多く見られた。どれだけ下馬評の高い実力校でも「初戦の難しさ」は共通している。そこで今回は、地方大会でまさかの初戦敗退となった強豪校を紹介する。
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大阪学院大高(大阪)
まさかの初戦敗退を喫したのが、大阪の大阪学院大高だ。
強豪がひしめく大阪府の中で、甲子園出場は1996年の春のみ。2018年は北大阪大会の決勝戦まで進んだものの、大阪桐蔭高に2-23で大敗したこともあった。
夏の甲子園初出場を目指し、昨年から就任した辻盛英一監督のもと力をつけたチームは、今年の春季大会で大阪桐蔭・履正社の「大阪2強」を下して優勝。一躍注目を集めた。
迎えた夏の大阪府大会初戦の相手は、4年連続で夏は初戦敗退に終わっている同志社香里。下馬評では大阪学院大高が有利と考えられていた。
しかし、同志社香里のエース・北野勇斗の前に打線がわずか5安打と沈黙。まさかの1-2で初戦敗退となった。
今年はプロ注目の内野手である今坂幸暉、捕手の志水那優を擁していた大阪学院大高。悲願達成は来年以降に持ち越しとなった。