甲子園の“有力候補”が…夏の地方予選で初戦敗退となった強豪6校。聖地が遠かった高校は…?
2024/08/01
産経新聞社
海星(長崎)
2年ぶりとなる夏の甲子園を目指した長崎県の海星。その道は初戦で閉ざされてしまった。
1892年に創立された海星は、長崎県の強豪として甲子園に幾度となく出場。夏は19回、春は6回出場しており、創成館や長崎日大などとしのぎを削ってきた。
新チームになってからは、秋・春ともに決勝で長崎日大に敗れたものの、スコアは0-1の僅差。夏のリベンジに燃えていたことは容易に想像できただろう。
今夏、第2シードで迎えた海星は、初戦で鹿町工と対戦。2年前の長崎県大会では2-1と勝利した相手だった。
しかし、今年は得点を奪えない展開が続き、7回裏に先制を許した。その直後、8回表に無死一、三塁のチャンスを作ったが活かせず、0-1で試合終了。
長崎県の高校野球を牽引してきた海星の初戦敗退は、18年ぶりの出来事。あまりにも短すぎる夏の終わりとなった。