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甲子園の“有力候補”が…夏の地方予選で初戦敗退となった強豪6校。聖地が遠かった高校は…?

2024/08/01

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産経新聞社



享栄(愛知)

 春の愛知県王者として、夏に挑んだ享栄。だが、またしても甲子園出場を逃す形となった。
 
 強豪校がひしめく愛知県の中で、1980年代、90年代には甲子園に出場した経験がある享栄。しかし、夏の甲子園に限ると1995年が最後となっており、中京大中京や愛工大名電といった名門に後塵を拝する形となっている。
 

 
 そんな中、今年の春季愛知県大会では中京大中京や豊川を撃破して、見事優勝。聖地への準備は整っていた。
 
 迎えた夏の初戦、3回戦からの出場となった享栄は、愛産大工から校名を変えた強豪「名古屋たちばな」と対戦。
 
 しかし、1回裏に先制したものの、その後は名古屋たちばなの継投策に苦しみ、2回以降は得点を奪えず。終盤に勝ち越しを許すと、試合は1-2でゲームセット。
 
 享栄を率いた大藤敏行監督は、中京大中京時代の教え子である鈴木将吾監督に苦杯をなめることになった。
 
 中京大中京、東邦、愛工大名電、享栄の「私学4強」の中で、近年低迷している享栄。今後、古豪復活を果たすことはできるのだろうか。

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