大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



甲子園の“有力候補”が…夏の地方予選で初戦敗退となった強豪6校。聖地が遠かった高校は…?

2024/08/01

text By

photo

産経新聞社



市和歌山(和歌山)

市立和歌山高校ナイン
 
 現在の和歌山県で、智弁和歌山と双璧をなす存在の市和歌山。2年連続の夏の甲子園は夢となってしまった。
 
 前身となる市和歌山商時代を含めると、夏の甲子園に8回出場している市和歌山。昨夏の和歌山県大会で優勝を果たすと、甲子園でも1勝を収めた。
 

 
 2000年以降、智弁和歌山以外で2年続けて夏の和歌山県大会を制したチームはなく、市和歌山は新たな歴史を作るチャンスだった。
 
 今春の和歌山県大会ではベスト4に終わったものの、今夏もシードを獲得した市和歌山。しかし、そんな市和歌山の前に立ちはだかったのが、今年の選抜甲子園に出場した田辺だった。
 
 田辺のエース・寺西邦右の前にヒットは出るものの、ホームが遠い展開が続いた市和歌山。コールド負けを回避するのが精一杯で、最終スコアは0-6。初戦敗退が決まった。
 
 試合終了後には数多くの選手が膝をつき、涙を流す光景が見られた。前年優勝校のプレッシャーは、想像を絶するものなのだろう。

1 2 3 4 5 6


error: Content is protected !!