優勝候補だったが…地方大会初戦で敗れた強豪校(1)”県内2強”を破ったが
2024/08/04
産経新聞社
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各地で熱戦が続く、夏の甲子園をかけた地方大会。特にシード校は周囲の期待も大きく、勝ち進むことが求められる。しかし、どれだけ実績のある強豪校でも「初戦の難しさ」は共通しており、今年もすでに敗れた強豪校が数多く存在する。そこで今回は、地方大会の初戦で姿を消した強豪校を紹介する。
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大阪学院大高(大阪)
まさかの初戦敗退を喫したのが、大阪の大阪学院大高だ。
大阪府吹田市にある大阪学院大高。強豪がひしめく大阪の中で、甲子園出場は1996年の春のみ。2018年は北大阪大会の決勝まで進んだものの、大阪桐蔭高に2-23で大敗したこともあった。
夏の甲子園初出場を目指し、昨年から就任した辻盛英一監督のもと力をつけたチームは、今年の春季大会で大阪桐蔭・履正社の「大阪2強」を下して優勝。一躍話題を集めた。
迎えた夏の大阪大会初戦の相手は、4年連続で夏は初戦敗退に終わっている同志社香里。下馬評では大阪学院大高が有利と考えられていた。
しかし、同志社香里のエース、北野勇斗の前に打線がわずか5安打と沈黙。まさかの1-2で初戦敗退となった。
今年はプロ注目の内野手である今坂幸暉、捕手の志水那優を擁していた大阪学院大高。悲願達成は来年以降に持ち越しとなった。
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