【最新版】「夏の甲子園」都道府県強さランキング1~5位|第106回全国高校野球選手権大会
2024/08/18
産経新聞社
3位:和歌山県
<選手権大会成績>
優勝;8回
準優勝;5回
ベスト4:10回
ベスト8;9回
合計Pt:144Pt
トップ3に名を連ねたのは、和歌山県だ。古くから全国制覇の経験を持ち、夏の甲子園優勝回数は全国2位タイ(8回)を誇る。
初優勝したのは、第7回(1921年)の旧制・和歌山中(現・桐蔭)。強力打線が4試合で計75得点と圧倒。続く第8回(1922年)も制し、史上初の夏連覇を達成した。
第61回(1979年)の箕島の戦いぶりは、いまもなお語り継がれている。名勝負と謳われる3回戦の星稜(石川)戦は1点ビハインドの延長12回、後がない2死から起死回生の同点ホームラン。18回までもつれた大激闘をサヨナラで制すと、その後も接戦をものにし、公立校唯一となる春夏連覇を成し遂げた。
県勢最多の優勝回数を誇るのは、智弁和歌山だ。第79回(1997年)に初優勝を飾ると、第82回(2000年)も制覇。そして第103回(2021年)、決勝戦で智弁学園(奈良)との兄弟校対決が実現。9-2で軍配を上げた。また、和歌山中(現・桐蔭)、海草中(現・向陽)も2度優勝を果たしている。
主な高校
桐蔭、海南、向陽、智弁和歌山、箕島、市和歌山、和歌山東ほか