まさかの”大波乱”…地方大会で敗退となった甲子園常連6校。聖地に届かなかった強豪校は…?
2024/08/04
産経新聞社
星稜(石川)
昨秋の明治神宮大会を優勝し、今春のセンバツ甲子園でも4強入りを果たすなど、全国指折りの戦績を残していた星稜。しかし、今夏は石川県大会の決勝で敗れ、甲子園出場を逃す結果となった。
昨秋は石川県大会、北信越大会を立て続けに優勝し、明治神宮大会では広陵、作新学院を破って全国制覇を達成。センバツ甲子園でも実力を発揮してベスト4入り。
さらに、今春の石川県大会も優勝し、県内では圧倒的な強さで1強体制となっていた。
今夏の石川県大会も危なげなく勝ち進み、決勝戦に進出。相手は甲子園出場経験のある強豪・小松大谷だったが、春に対戦して勝利を収めていたこともあり、星稜が優勢かに思われた。
ところが、初回に先制を許すと、序盤から試合の主導権を握られる展開に。最後まで流れを呼び戻すことができず、0対5で敗北を喫した。夏の甲子園出場22回を誇る名門は、3年連続の甲子園まであと一歩のところで涙を飲んだ。