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頂点に立つのは…?夏の甲子園、第106回大会の優勝候補に挙がる6校。要注目とされる高校は…?

2024/08/07

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産経新聞社



健大高崎ナイン(左)と大阪桐蔭ナイン

高校野球 夏の甲子園 最新情報

 第106回全国高等学校野球選手権大会が、8月7日に開幕を迎えた。今年も地方大会を勝ち抜いた全国47都道府県の49代表校(北海道・東京は2校)が深紅の大優勝旗を目指し、熱戦を繰り広げる。今回、全国制覇の筆頭に挙げられる優勝候補6校を、注目選手ともに紹介したい。

 

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健大高崎(群馬)

健大高崎ナイン
 
 今年のセンバツ甲子園を制した健大高崎(群馬)は、史上8校目の春夏連覇が期待されている。
 
 昨秋の関東大会で4強入りし、センバツ甲子園に出場。佐藤龍月、石垣元気の2枚看板を擁して星稜(石川)、報徳学園(兵庫)など全国の強豪を倒し、全国制覇を成し遂げた。
 

 
 今夏の群馬県大会では3回戦・桐生第一戦、準決勝・前橋育英戦で2度タイブレークに持ち込まれるも、粘り勝ち。決勝戦では昨夏甲子園出場の前橋商を5対1で破り、2015年以来、4度目となる夏の甲子園出場を決めた。
 
 打線は5試合で7本塁打を記録するなど、低反発バットに順応し、全国屈指の力を持つ。特に4番を打つ箱山遥人は、準決勝での場外本塁打を含む大会2本塁打をマーク。リードオフマンの田中陽翔も同じく2本のアーチを描くなど、打線の破壊力が増している。
 
 一方で、エースナンバーを付ける佐藤の左肘の故障が発覚し、甲子園ではメンバー外が決定。大きな懸念材料となっているが、今夏に最速154キロを計測した石垣、初戦で10者連続奪三振を記録した左腕・下重賢慎など層は厚い。夏にかけて投打でレベルアップを見せており、今大会の戦いに注目が集まる。

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