頂点に立つのは…?夏の甲子園、第106回大会の優勝候補に挙がる6校。要注目とされる高校は…?
2024/08/07
産経新聞社
青森山田(青森)
投打で充実した戦力を誇り、前評判が高いのが青森山田(青森)だ。
春夏ともに2017年以降は甲子園から遠ざかっていたが、昨秋は青森健大会、東北大会を制覇。久しぶりの出場となった今春のセンバツ甲子園では、初戦で京都国際(京都)、2回戦で広陵(広島)を破り、8強入りを果たした。
今夏の青森県大会も順当に勝ち進み、準々決勝では同じくセンバツ甲子園に出場した八戸学院光星を相手に6対1で快勝。勢いのままに準決勝・八戸工大一戦で5回コールド勝ちをおさめると、決勝戦は弘前学院聖愛に先制を許すも、集中打で逆転勝ち。盤石な戦いぶりを見せ、春夏連続での甲子園出場を決めた。
この夏に自己最速の152キロを計測したエース・関浩一郎に加え、昨秋の東北大会決勝戦でノーヒットノーランを記録した櫻田朔など、好投手が複数控える。
打線も準々決勝で2打席連続本塁打を放った4番・原田純希を中心に、高校日本代表候補に選出された吉川勇大などタレントが揃う。青森県勢初の甲子園優勝に大きな期待がかかる。