高校時代が“ピーク”に…?プロ野球、苦戦している甲子園のスター6人。再び輝きたい主役たち
2024/08/20
産経新聞社
安田尚憲
投打:右投左打
身長/体重:188cm/100kg
生年月日:1999年4月15日
経歴:履正社高
ドラフト:2017年ドラフト1位
期待され続けたものの、結果で応えられていない安田尚憲。正念場を迎えている1人と言っていいだろう。
安田は強豪・履正社高(大阪)でプレーし、3年春の選抜大会では準優勝。3年夏は甲子園に進めなかったが、大阪府大会で19打数12安打、3本塁打と打ちまくった。
その後、若手の大砲を欲していた千葉ロッテマリーンズにドラフト1位で入団した。
プロ3年目の2020年には113試合に出場し、打率.221、6本塁打、54打点をマーク。2022年には119試合に出場して打率.263 、9本塁打、47打点を記録し、ブレイクの兆しを見せた。
しかし、翌年以降も出場機会は得ている中、絶対的な成績を残せていない。昨季も122試合に出場したものの、打率.238、9本塁打、43打点と殻を破り切れていない。
さらに今季は、新加入のネフタリ・ソトが一塁手として活躍。三塁には中村奨吾が起用されることが多く、出番が限られている。
来年以降に向け、さらなるアピールが必須の状態になっている。