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夏の甲子園で輝いた…プロ入りしなかった天才(1)華麗すぎた“史上最強”セカンド

2024/08/15

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産経新聞社



(左から)中京大中京時代の上野翔太郎、常葉菊川時代の町田友潤、駒大苫小牧時代の松橋拓也

高校野球 夏の甲子園 最新情報

 プロ野球で活躍する選手の中には、甲子園大会で鮮烈な印象を残し、高校時代の輝きをそのまま放ち続ける選手がいる。一方で、聖地で見事な活躍を見せながらもNPBには進まなかった選手も少なくない。そこで今回は、プロ入りはしなかったが夏の甲子園で輝いた天才を紹介する。

 

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町田友潤

出身校:常葉菊川(静岡)
投打:右投右打
生年月日:1990年6月21日
 
 「甲子園史上最高の二塁手」として、守備で見る者を魅了した町田友潤。高校野球ファンであれば知らない人はいないと言っていいほど、鮮烈な印象を残した一人だ。
 
 町田は甲子園でファインプレーを連発したが、もともと守備が苦手で、打撃に優れていた選手だった。
 

 
 常葉菊川で1年生の夏からベンチ入りを果たし、その後はレギュラーに定着したものの守備でエラーを連発。危機感を抱いた町田は冬場に特訓を重ね、守備面を磨いていたのだ。
 
 そして迎えた高校最後の夏、智弁和歌山(和歌山)戦や浦添商業(沖縄)戦で、まさにチームを救う守備を見せた町田。最後は大阪桐蔭(大阪)相手に大敗したものの、チームは2008年の夏の甲子園で準優勝を果たした。
 
 町田は早稲田大学に進学したが1年で中退。その後は社会人野球の強豪・ヤマハで野球を続け、故障もあって2013年限りで現役を引退した。

 
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【了】



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