【結果速報】東海大相模、投打噛み合いベスト8一番乗り！　広陵との優勝候補対決を制す【夏の甲子園2024】

2024/08/16

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　第106回全国高等学校野球選手権大会は16日、阪神甲子園球場で第10日目を迎え、第1試合で広陵（広島）と東海大相模（神奈川）の優勝候補対決が実現。注目のカードは東海大相模が8-1で広陵を圧倒し、ベスト8一番乗りを決めた。

 
　広陵は背番号「10」のサウスポー・山口大樹、東海大相模はエース左腕の藤田琉生が先発。初回はともに無失点で立ち上がった。
 
　試合が動いたのは2回、広陵は2つの四球と安打で1死満塁とすると、バッテリエラーで先制点を挙げる。しかし、続くチャンスはスクイズ失敗などもあり、この回1点どまりとなった。
 

 
　すると直後の3回表、東海大相模も3つの四死球で1死満塁のチャンス。3番・中村龍之介に2点タイムリーヒットが飛び出し、すぐさま逆転に成功した。
 
　5回、東海大相模は1死三塁のチャンスを作ると、広陵はここでエース・高尾響にスイッチ。しかし攻撃の手は緩めず、1番・才田和空、3番・中村の適時打で3点を追加。続く6回にもさらに3点を奪い、試合を決定付けた。
 
　大きな援護をもらった東海大相模の先発・藤田は、ストレートや縦に割れるカーブなどを駆使して6回1失点の好投。後を受けた右腕・高橋侑雅も広陵打線に付け入る隙を与えなかった。
 
　最終的に投打の噛み合った東海大相模が、8-1で勝利。磐石の戦いぶりで準々決勝に駒を進めた。