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プロでも観たかった…“甲子園のスター” だった天才投手6人。聖地を彩った高校球児たち

2024/08/24

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産経新聞社



(左から)比屋根雅也(興南)、上野翔太郎(中京大中京)、松橋拓也(駒大苫小牧)

高校野球 夏の甲子園 最新情報

 第106回全国高等学校野球選手権大会は、京都国際(京都)の初優勝で幕を閉じた。今夏も、数多くの高校球児が聖地で躍動。中には、一躍プロ注目選手に名を上げた逸材も現れた。一方で、過去には夏の甲子園で華々しい活躍を見せるも、プロの世界に進まなかった選手も少なくない。ここでは、プロ入りしなかった天才投手を紹介したい。

 

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上野翔太郎(中京大中京)

上野翔太郎(中京大中京)

 
 エースとしてチームを16強に導き、2015年夏の甲子園を沸かせた上野翔太郎。高校日本代表でも躍動したが、その後の野球生活は故障に泣かされることになった。
 
 中京大中京では1年夏からベンチ入りし、2年時には主戦投手の1人となった上野。3年夏はエースとして甲子園出場。初戦・岐阜城北戦は完封、2回戦・鹿児島実戦では2失点完投と圧巻の投球を見せ、ベスト16入りに貢献した。
 

 
 続く関東一高戦は8回まで無失点に抑えたが、9回にサヨナラ本塁打を許し、3回戦で敗退。それでも、高校日本代表に選出され、18イニング無失点と圧倒した。
 
 ドラフト上位指名候補に名前が挙がっていたが、プロ志望届を提出せず、駒澤大に進学。大学では1年春からリーグ戦に登坂したが、その後は右肩の故障に悩まされた。
 
 4年秋にようやくリーグ戦初勝利を記録し、大学卒業後は三菱重工Eastに入社したが、思うような活躍ができず。24歳の若さで勇退となった。

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