【結果速報】大社、延長タイブレークの大激闘制しベスト8進出! 早稲田実に11回サヨナラ勝ち【夏の甲子園2024】
2024/08/17
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第106回全国高等学校野球選手権大会は17日、阪神甲子園球場で大会11日目を迎え、第4試合で早稲田実(西東京)と大社(島根)が対戦。延長11回タイブレークまでもつれた好ゲームは、大社が3-2でサヨナラ勝利。96年ぶりとなるベスト8進出を決めた。
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大社・馬庭優太、早稲田実・中村心大と背番号「1」を背負う両左腕が、1・2回戦に続いて先発。試合は、初回にいきなり動きを見せた。
先攻の早稲田実は、2死から連打を浴びせるも無得点。対する大社はその裏、安打と相手の送球ミスで2死一、三塁とすると、5番・下条心之介がライトへタイムリーヒット。幸先良く先制点を挙げた。
その後は、今大会好投を続ける両エースが投手戦を展開。5回終了までスコアボードにゼロが並んだ。
1点ビハインドの早稲田実は、クーリングタイム明けの6回、1死から連打と死球で満塁のチャンスを作ると、6番・国光翔の打球は一、二塁間へ。相手の好守に阻まれ一塁はアウトとなったが、この間に三塁走者が生還し、同点に追いついた。
さらに早稲田実は7回、先頭の8番・内囿光太がセンターへ安打性の当たりを飛ばすと、これを相手の中堅手が後逸した。内囿は一気に本塁を陥れ、思わぬ形で勝ち越しに成功した。
早稲田実1点リードで迎えた9回裏、大社は無死から相手のエラーと内野安打で無死一、三塁となると、9番・高橋翔和がスクイズを決めて同点。なおもサヨナラのチャンスは続いたが、その後は早稲田実の守備陣が守り切り、試合は延長タイブレーク(無死一、二塁から開始)へと突入した。
延長10回は、両チームともに無得点。迎えた11回、早稲田実はこの回もホームが遠く無得点。その裏、大社は先頭の代打・安松大希のバントヒットで無死満塁にチャンスを拡げ、続く7番・馬庭のサヨナラ打で勝負を決めた。
勝利した大社の次戦は、大会13日目・第4試合。好左腕・中崎琉生らを擁する京都国際(京都)と対戦する。
【了】