“超強豪“がまさか…夏の甲子園、早くも敗退した優勝候補6校。早くも聖地を去った有力校たち
2024/08/18
産経新聞社
智弁和歌山(和歌山)
2021年に夏の甲子園優勝を成し遂げるなど、近畿地区でも屈指の強豪として知られる智弁和歌山(和歌山)。しかし、今夏は初戦で無念の敗退となった。
現役では岡田俊哉(現:中日)や西川遥輝(現:ヤクルト)など、プロ野球選手を多数輩出してきた智弁和歌山。
今夏の和歌山県大会は5試合を戦ってわずか2失点、総得点も35と投打のバランスが際立っていた。
対戦相手は、春夏通じて甲子園での勝利がなかった霞ケ浦(茨城)。しかし、霞ヶ浦の左腕エース・市村才樹の緩い球をなかなかとらえられず、智弁和歌山は序盤からリードを許す展開となった。
それでも、0-3で迎えた8回裏に2者連続アーチが飛び出し、一気に同点。だが、延長タイブレークの末に4-5で敗戦。サヨナラ勝ちの好機を逃すなど、あと一歩及ばなかった。
今年も下馬評はまずまず高かった智弁和歌山。甲子園の初陣というのは、どんな強豪でも難しいのだろう。