プロでも観たかった…“甲子園のスター” だった天才打者6人。聖地を彩った高校球児たち
2024/08/25
産経新聞社
宇高幸治(今治西)
2006年夏の甲子園で打率6割超の大活躍を見せ、16強入りの原動力となった宇髙幸治。高校通算52本塁打を記録した強打者は、大学・社会人でも実力を発揮したが、プロの世界に進むことはなかった。
今治西高では、熊代聖人(元西武)らとともに3年時の2006年夏に甲子園の土を踏んだ。
聖地でも「4番・遊撃」で出場し、打率.615(13打数8安打)、2本塁打、8打点の大当たりでベスト16入りに貢献。甲子園での活躍が高く評価され、高校日本代表に選出された。
“ハンカチ世代”と称された1988年生まれを代表する打者として注目を集めたが、プロ志望届は提出せず、早稲田大に進学。大学1年春からリーグ戦に出場し、3度のベストナインに輝くなど実績を残した。
社会人野球の名門・日本生命でも都市対抗に出場するなど、中心選手として活躍。社会人で10年間プレーし、2020年限りで現役引退を決断した。