プロでも観たかった…“甲子園のスター” だった天才打者6人。聖地を彩った高校球児たち
2024/08/25
産経新聞社
原島正光(日大三)
日大三高の4番打者として2001年夏の甲子園優勝に貢献した原島正光。3試合連続本塁打を放つなど、圧巻の活躍で甲子園を沸かせた。
3年春に初めて甲子園の土を踏むと、初戦で姫路工のエース・真田裕貴(元巨人など)から本塁打を記録。チームはベスト16で敗退となったが、印象的な活躍を見せた。
同夏も甲子園出場を決め、初戦から3試合連続本塁打をマーク。当時の歴代最高記録であるチーム打率.427を誇った強力打線の4番打者として君臨し、全国制覇を達成した。
近藤一樹(元オリックスなど)などチームメイト4人がプロ入りする中、原島はプロ志望届を提出せず、明治大へ進学。1年春から4番を任されるなど、大学通算8本塁打と実績を残したが、ドラフト指名漏れを経験。
その後は日立製作所に進み、入社3年目には都市対抗に出場。しかし、プロ入りは叶わぬまま、現役を引退した。