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【決勝戦予想】関東第一対京都国際、悲願の初優勝を飾るのは? 投打別戦力比較・試合展開を徹底分析!【夏の甲子園2024】

2024/08/22

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産経新聞社



試合展開と勝負の行方は…?

 
 
 投手陣の好投に加え、堅い守備力で守り勝ってきた両校。チームカラーが似ているため、ロースコアの展開が予想される。
 
 関東第一は1回戦の北陸(福井)戦以外、左投手がエースのチームと対戦してきた。明徳義塾(高知)の池崎安侍朗、東海大相模(神奈川)の藤田琉生、神村学園(鹿児島)の今村拓未といった好投手揃いだ。
 

 
 だが、右投手が先発した北陸戦を除くと、関東第一は3試合で7得点しか取れていない。京都国際との決勝戦も左投手との対戦が濃厚だが、ここまでの打撃陣の対応を見ると、決勝戦でも大量得点は期待できないだろう。
 
 俊足の飛田優悟、成井聡が出塁し、塁上からプレッシャーをかけたいところだ。また、坂井遼と畠中鉄心の左右2枚看板が、京都国際の強力打線を抑えられるかにも注目だ。
 
 投打が噛み合っている印象の強い京都国際としては、序盤に得点を重ねていきたいところ。中崎琉生と西村一毅の状態を考えると、3~4点差あれば余裕を持った試合運びはできそうだ。
 
 逆に終盤までロースコアの展開となれば、1点差ゲームを勝ち抜いてきた関東第一の流れになるだろう。

 

 

 
【了】

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