大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » 夏の甲子園 » “聖地”で輝いた…夏の甲子園2024、独自選出した大会ベストナインは?|第106回全国高校野球選手権大会

“聖地”で輝いた…夏の甲子園2024、独自選出した大会ベストナインは?|第106回全国高校野球選手権大会

2024/08/23

text By

photo

産経新聞社



(左から)京都国際・西村一毅、青森山田・関浩一郎、神村学園・上川床勇希、関東第一・熊谷俊乃介

高校野球 夏の甲子園 最新情報

 第106回全国高等学校野球選手権大会は23日、阪神甲子園球場で最終日となる第14日を迎え、決勝戦で関東第一(東東京)と京都国際(京都)が対戦。京都国際が延長10回タイブレークの末、2-1で勝利し、初の全国制覇を果たした。ここでは、今大会を彩った選手たちの中から、独自選出のベストナインを紹介する。

 

今シーズンのプロ野球はDAZNで生中継!
月額1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]

 

右投手部門

坂井遼(関東第一)

関東第一・坂井遼
 
今大会成績:5試合(18回2/3)、奪三振16、与四死球4、失点2(自責0)、防御率0.00
 
 全5試合に救援登板し、準優勝に大きく貢献した坂井遼。準々決勝・東海大相模(神奈川)戦では9回ピンチの場面で登板し、最速151キロの速球で強力打線をねじ伏せた。
 
 準決勝・神村学園(鹿児島)戦でも4回無失点の好リリーフ。決勝戦まで失点0と圧巻の投球を披露した。決勝戦は7回からマウンドに上がり、延長10回タイブレークで失点を許したが、大会を通じて大車輪の活躍を見せた。
 
 その他には、関浩一郎(青森山田)、早瀬朔(神村学園)、脇本耀士(滋賀学園)、西川大智(小松大谷)らの好投が目立った。

 

 

左投手部門

西村一毅(京都国際)

京都国際・西村一毅
 
今大会成績:4試合(24回)、奪三振14、与四死球11、失点1(自責0)、防御率0.00
 
 左投手部門には、全国制覇の立役者となった西村一毅(京都国際)を選出した。新潟産大付(新潟)戦で3安打完封。
 
 準々決勝・智弁学園(奈良)戦でも3安打完封を記録すると、準決勝・青森山田(青森)戦では5回から救援し、無失点の好リリーフで勝利に貢献した。
 
 魔球・チェンジアップを武器に決勝戦まで23イニング無失点と圧巻の投球を披露。決勝戦では延長10回タイブレークの場面でマウンドに上がり、1点を失ったものの、リードを守り切り、優勝投手となった。
 
 また、チームを93年ぶりのベスト8に4導いた馬庭優太(大社)は4試合に登板し、3完投・防御率1.80の活躍を見せ、今大会の主役の1人となった。
 
 その他にも、西村と2枚看板を担った中崎琉生(京都国際)をはじめ、田近楓雅(智弁学園)、藤田琉生(東海大相模)など、今大会は左投手の活躍が光った。

1 2 3 4 5 6 7 8 9


error: Content is protected !!