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甲子園とは無縁でも…ドラフト上位指名を受けた天才投手6人。高卒プロ入りした現役選手たち

2024/08/28

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産経新聞社



(左から)ロッテ・佐々木朗希、阪神・才木浩人・広島・塹江敦也

高校野球 夏の甲子園 最新情報(最新ニュース)

 京都国際(京都)の優勝で幕を閉じた2024年夏の甲子園。過去には甲子園で大活躍し、プロ入りした選手が数多くいる。一方で、聖地への出場は叶わなかった選手でも、ドラフト上位指名を受けた例は少なくない。ここでは、甲子園に縁がなかったものの、高卒でドラフト上位指名を受けた現役投手を紹介したい。(※今季成績は8月28日時点)

 

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佐々木朗希

ロッテ・佐々木朗希
投打:右投右打
身長/体重:192cm/92kg
生年月日:2001年11月3日
経歴:大船渡高
ドラフト:2019年ドラフト1位
 
 メジャー移籍を視野に入れている佐々木朗希は、甲子園にあと一歩届かなかった選手だ。
 
 佐々木は大船渡高(岩手)に進学すると、150キロを優に超える直球で打者を圧倒。迎えた高校最後の夏はエースとしてチームを引っ張り、夏の岩手県大会決勝に進出。当然、佐々木が登板すると予想されていた。
 

 
 しかし、監督の判断もあり、佐々木は決勝のマウンドに上がることはなかった。結果、大船渡高は花巻東高に2-12で敗れ、世間では賛否両論が巻き起こった。
 
 それでも、スカウトの佐々木への評価は変わらず、ドラフト会議では4球団が1位指名。競合の末、千葉ロッテマリーンズに入団した。
 
 プロ3年目の2022年に20試合に登板し、9勝4敗、防御率2.02の成績をマーク。同年4月10日のオリックス戦では、プロ野球史上16人目となる完全試合を成し遂げるとともに、プロ野球新記録の13者連続奪三振も達成した。
 
 今季は4月だけで3勝を挙げるなど、順調なスタートを切った。6月中旬には右上肢のコンディショニング不良で離脱したが、8月には一軍復帰し、現時点で6勝4敗、防御率2.45の成績となっている。
 
 将来的にメジャー移籍を目指しているだけに、ここから勝ち星を増やしていきたい。

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