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甲子園とは無縁でも…ドラフト上位指名を受けた天才投手6人。高卒プロ入りした現役選手たち

2024/08/28

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産経新聞社



田口麗斗

ヤクルト・田口麗斗
投打:左投左打
身長/体重:171cm/79kg
生年月日:1995年9月14日
経歴:広島新庄高
ドラフト:2013年ドラフト3位
 
 近年は中継ぎ、抑えで活躍する田口麗斗も、甲子園には縁がなかった1人だ。
 
 田口は広島新庄高(広島)の出身。3年夏はエースナンバーを背負うと、同夏の広島県大会の決勝戦で瀬戸内高と戦った。瀬戸内高は山岡泰輔(現:オリックス)が先発し、両者譲らぬ投球を披露。延長15回では決着がつかず、再試合に持ち越しとなった。
 

 
 迎えた再試合も投手戦で試合が進んだ中、0-1で瀬戸内高が勝利。田口は残念ながら敗れたものの、スカウトから高い評価を得た結果、ドラフト3位で読売ジャイアンツに入団した。
 
 すると、高卒3年目には26試合の登板で10勝10敗、防御率2.72をマーク。翌2017年にはさらに勝ち星を伸ばし、26試合の登板で13勝4敗、防御率3.01とエース級の活躍を見せた。
 
 ただ、翌2018年以降は不振に陥り、リリーフに回ることもあった。それでも、2021年から東京ヤクルトスワローズに移籍すると、昨季はクローザーとして50試合に登板し、リーグ2位の33セーブをマークした。
 
 今季は調子を崩して出遅れたが、ここまで30試合の登板で1勝3敗7セーブ、防御率1.40と復活。現在はクローザーから中継ぎに回り、必要不可欠な選手となっている。

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