甲子園とは無縁でも…ドラフト上位指名を受けた天才投手6人。高卒プロ入りした現役選手たち
2024/08/28
産経新聞社
才木浩人
投打:右投右打
身長/体重:189cm/88kg
生年月日:1998年11月7日
経歴:須磨翔風高
ドラフト:2016年ドラフト3位
阪神タイガースのエース格として君臨している才木浩人。今季はさらにパワーアップした姿を見せている。
須磨翔風高(兵庫)に進んだ才木は、2年春にはエースに君臨。数多くのスカウトから熱視線が注がれていた。しかし、最後の夏は兵庫県大会2回戦で報徳学園と対戦し、1-5で敗戦。
甲子園に届かないまま、高校3年間を終えた才木。それでも、ドラフト会議では地元の阪神タイガースから3位指名を受け、プロ入りを果たした。
高卒1年目から一軍登板を果たすと、高卒2年目には22試合に登板し、防御率4.61ながらも6勝をマーク。
しかし、2020年に右肘内側側副靱帯再建手術(通称:トミー・ジョン手術)を受け、翌2021年は全休となった。
それでも、昨季は見事に復帰を果たし、19試合に登板して8勝5敗、防御率1.82と安定感抜群の数字をマークした。
今季は、すでに自身初の2桁勝利を達成。押しも押されもせぬエースに成長しつつある。