甲子園とは無縁でも…ドラフト上位指名を受けた天才野手6人。高卒プロ入りした現役選手たち
2024/08/28
産経新聞社
T-岡田
投打:左投左打
身長/体重:187cm/100kg
生年月日:1988年2月9日
経歴:履正社高
ドラフト:2005年高校生ドラフト1巡目
履正社高(大阪)時代、世代屈指のスラッガーとして君臨した選手がT-岡田である。
履正社高では1年夏から4番に座り、2年から驚異的なペースでアーチを量産。「浪速のゴジラ」と呼ばれ、高校通算55本塁打を記録した。
しかし、3年夏の大阪府大会・準決勝で大阪桐蔭高に敗れ、最後まで甲子園の土を踏めなかった。
その後、高校生ドラフト1巡目でオリックス・バファローズに入団し、高卒1年目に一軍デビューは飾ったものの、その後もファームで力を付ける期間が続いた。
そんな中、プロ5年目の2010年にレギュラーを獲得すると、同年は129試合の出場で打率.284、33本塁打、96打点と大きく飛躍。本塁打王とベストナインのタイトルを獲得した。
その後は浮き沈みもありつつ、2022年には通算200本塁打を達成。十分な実績を残してきた一方、今季は一軍でのヒットすらなく、苦しい立場に置かれている。