春の甲子園2025、出場校予想! 当落線上にいる高校は…?
2025/01/21 NEW
産経新聞社
関東・東京地区の出場校予想(関東・東京6枠、神宮大会1枠)
二松学舎大付(東京)
早稲田実 (東京)
横浜 (神奈川)
健大高崎 (群馬)
千葉黎明 (千葉)
浦和実 (埼玉)
東農大二 (群馬)
関東・東京地区は、二松学舎大付、横浜、健大高崎、千葉黎明、浦和実が当確。神宮大会枠を含む残り2枠だが、早稲田実と東農大二が有力と考える。
二松学舎大付は、昨秋の東京大会で見事優勝。日大三、帝京といった名門校をコールドで下し、決勝では早稲田実に一時は3点差をつけられたが、6-5で競り勝った。
横浜は、昨秋の神奈川大会で頂点に立つと、関東大会では接戦を勝ち抜いて優勝。各地区の王者が集う明治神宮野球大会でも1点差、2点差の好ゲームを制し、秋の日本一に輝いた。また、新チーム発足後は公式戦15連勝中と、全国トップクラスの強さを持つ。
昨春の甲子園で優勝した健大高崎は、同秋の群馬大会も圧倒的な強さで優勝。関東大会決勝では横浜に3-4の惜敗を喫したが、佐野日大や霞ヶ浦といった強豪にコールド勝ちするなど、高い実力を示した。
春夏通じて初の甲子園出場が確実となっている千葉黎明は、昨秋の千葉大会で優勝。関東大会では準決勝で姿を消したが、3年連続で春の甲子園出場中だった山梨学院を破るなど、実力を証明した。
浦和実も、春夏通じて初の甲子園出場が確実となっている。昨秋の埼玉大会では聖望学園、浦和学院などの実力校を破って優勝。関東大会では準決勝で横浜に敗れたものの、2-3の接戦を演じた。
2季連続の甲子園出場を狙う早稲田実は、昨秋の東京大会決勝で二松学舎大付に5-6で敗れ、惜しくも準優勝。ただ、決勝で1点差の好ゲームを繰り広げたこと、関東大会に出場した他校の状況を鑑み、選出されると予想した。
東農大二は、昨秋の群馬大会で準優勝。関東大会初戦では、山梨3位の帝京第三に10-3のコールド勝ちを収めた。
次戦の横浜戦では0-2で惜敗したが、神宮王者となる相手に接戦を繰り広げたことなどを考慮すると、選考の上では一歩リードしている印象。2009年夏を最後に甲子園から遠ざかっているだけに、選出されるか注目だ。