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春の甲子園2025、出場校予想! 当落線上にいる高校は…?

2025/01/21 NEW

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産経新聞社



東海・北信越地区の出場校予想(東海3枠・北信越2枠)

(左から)大垣日大高校ナイン、敦賀気比高校ナイン
 
大垣日大  (岐阜)
常葉大菊川 (静岡)
至学館   (愛知)
 
敦賀気比  (福井)
日本航空石川(石川)
 
 東海地区からは、大垣日大と常葉大菊川の選出が確実。残る1枠は東海大会ベスト4の岐阜第一、至学館のいずれかとなりそうだが、至学館が選出されると考える。
 
 大垣日大は昨秋の岐阜大会で優勝。東海大会では中京大中京、常葉大菊川などを破って秋季東海王者となり、選抜出場を確実にした。
 

 
 昨秋の静岡大会を制した常葉大菊川は、東海大会で愛知1位の至学館などを破って準優勝。2022年の東海大会に続いて決勝での敗戦となったが、悔しさを甲子園で晴らしたいところだ。
 
 至学館は昨秋の愛知大会で優勝。東海大会初戦では聖隷クリストファーに2-0の完封勝ちを収め、次戦で常葉大菊川に逆転負けを喫したが、4-5の接戦を演じた。
 
 一方、昨秋の岐阜大会3位の岐阜第一は、東海大会で静岡2位の掛川西、三重1位の海星をいずれもコールドで撃破。準決勝では岐阜大会に続いて大垣日大に敗れたものの、確かな爪痕を残した。
 
 至学館は愛知1位、岐阜第一は東海大会2戦連続コールド勝ちなど、どちらもプラス要素を持っているだけに甲乙付け難い。
 
 ただ、大垣日大の出場が確実となっている状況もあり、同県の岐阜第一はやや不利か。今回は地域性を考慮し、至学館の出場を予想した。
 
 
 北信越地区からは、敦賀気比と日本航空石川が順当に選出されると予想する。
 
 敦賀気比は昨秋の福井大会を制し、北信越大会でも優勝。秋季北信越大会では5年連続で決勝進出しており、そのうち3回は優勝するなど、いまや”北信越の横綱”となっている。
 
 昨秋の石川大会3位となった日本航空石川は、北信越大会の初戦で富山1位の富山第一を撃破。決勝の敦賀気比戦では逆転負けを喫したものの、堂々の準優勝を飾った。昨春の甲子園では初戦敗退となったが、出場となれば悔しさを晴らす舞台が整う。

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