春の甲子園2025、出場校予想! 当落線上にいる高校は…?
2025/01/21 NEW
産経新聞社
近畿地区の出場校予想(6枠)
東洋大姫路 (兵庫)
智弁和歌山 (和歌山)
天理 (奈良)
市和歌山 (和歌山)
滋賀学園 (滋賀)
大阪学院大高(大阪)
近畿地区からは、東洋大姫路、智弁和歌山、天理、市和歌山が当確。残る2枠は滋賀短大付、大阪学院大高、立命館宇治、滋賀学園のいずれかになりそうだが、大阪学院大高、滋賀学園の選出を予想する。
東洋大姫路は昨秋の兵庫大会を制すと、近畿大会でも実力を発揮。龍谷大平安、天理といった強豪にコールド勝ちを収め、17年ぶりの秋季近畿王者に輝いた。明治神宮野球大会では2勝を挙げるなど、全国でも上位の実力を持つチームだ。
智弁和歌山は昨秋の和歌山大会で優勝し、近畿大会では滋賀1位の滋賀学園などを下して準優勝。決勝で東洋大姫路に1-5で敗れたものの、投打で充実した戦力を誇る。
昨秋の奈良大会を制した天理は、近畿大会で2勝を挙げてベスト4に進出。準決勝で東洋大姫路に3-11のコールド負けを喫したが、この悔しさを甲子園で晴らしたいところだ。
昨秋の和歌山大会3位だった市和歌山は、近畿大会で京都1位の立命館宇治に10-0のコールド勝ちを収めるなど躍動。準決勝で同県のライバル・智弁和歌山に敗戦を喫したが、ベスト4入りで選抜出場を確実にした。
滋賀学園は昨秋の滋賀大会で優勝すると、近畿大会初戦で大阪桐蔭に3-2で勝利。次戦で智弁和歌山に2-7で敗れたが、滋賀1位という成績は評価される部分と考える。
昨秋の大阪大会3位だった大阪学院大高は、近畿大会初戦で京都3位の北稜に1-0で勝利。次戦で東洋大姫路に敗れたものの、秋季近畿王者となる相手に0-4の接戦を繰り広げた。
一方、京都1位の立命館宇治は、近畿大会準々決勝で市和歌山に0-10のコールド負け。選考面では不利になると予想する。
ただ、滋賀2位の滋賀短大付は、近畿大会初戦で大阪1位の履正社を撃破。次戦で天理に敗れはしたが、1-4の接戦を繰り広げた。同県1位の滋賀学園の存在も気になるところだが、選出される可能性は十分にあると考える。