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今年は出場できず…2025年春のセンバツ甲子園、連続出場が途絶えた強豪5校

2025/01/25

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産経新聞社



大阪桐蔭(大阪)

大阪桐蔭高校ナイン
 
 近年、全国トップクラスの実績を残している大阪桐蔭。5年連続で選抜出場中だったが、今春の甲子園に名を連ねることはできなかった。
 
 春は15回の出場で優勝4回、夏は13回の出場で優勝5回の実績を誇る名門。2012年に春夏連覇を達成し、2018年には史上初となる2度目の春夏連覇を果たすなど、歴史を積み重ねてきた。
 

 
 2021年の選抜甲子園では初戦敗退に終わるも、翌2022年の選抜甲子園では、4試合で計51得点を挙げる圧倒的な強さで優勝した。
 
 2023年の選抜甲子園では前田悠伍(ソフトバンク)を擁し、順調に勝ち進んでいった。だが、準決勝で報徳学園(兵庫)に5-7で逆転負け。まさかの5点差をひっくり返された試合だった。
 
 翌2024年の選抜甲子園も、平嶋桂知、境亮陽などの充実した戦力で臨んだ。しかし、準々決勝で再び報徳学園が立ちはだかり、1-4で敗れた。
 
 新チームとなった昨秋の大阪大会では、決勝で履正社に3-8で敗れて準優勝。大阪2位で近畿大会に進んだが、初戦で滋賀1位の滋賀学園に2-3で惜敗し、6年連続の選抜出場を逃した。
 
 今年も森陽樹や中野大虎、内海竣太などの好選手を揃える大阪桐蔭。見据える先は、今夏の甲子園出場だ。

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