今年は出場できず…2025年春のセンバツ甲子園、連続出場が途絶えた強豪5校
2025/01/25
産経新聞社
広陵(広島)
広島県の強豪・広陵は3年連続で選抜出場中だったが、今春の選抜出場はならなかった。
春27回、夏25回の甲子園出場を誇り、春は3回の全国制覇を果たしている。2023年からは高尾響と只石貫太のバッテリーで、4季連続甲子園出場を果たした。
2023年の選抜甲子園は、高尾と只石のバッテリーに加え、真鍋慧(大阪商業大)などの強打者を擁した広陵。準決勝で山梨学院(山梨)に敗れたが、4強入りを果たした。
2024年の選抜甲子園では初戦で高知(高知)を下すと、2回戦で青森山田(青森)と対戦。同試合で先発した高尾は7回までノーヒットピッチングを見せたが、終盤に力尽き、チームは5-6で敗れた。
新チームとなった昨秋の広島大会は、初戦こそ勝利するも、2回戦で広島工に4-5で敗戦。早々に、選抜出場への道が絶たれた。
それでも、チームには甲子園の舞台を経験した白髪零士、曽根丈一郎といった好打者が残る。ライバルの広島商が選抜出場を決めただけに、悔しさを夏にぶつけたい。
【了】