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今年は出場できず…センバツ甲子園、連続出場が途絶えた強豪校(1)黄金時代を作った関東の強豪

2025/01/25

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産経新聞社



(左から)大阪桐蔭高校ナイン・作新学院高校ナイン

高校野球 春の甲子園 最新情報

 3月18日開幕の第97回選抜高等学校野球大会に出場する32校が出揃った。甲子園常連校を始め、春夏通じて初の甲子園出場を勝ち取った高校も名を連ね、熱い戦いが予想される。一方、昨秋の大会で結果を残せず、今春のセンバツを逃した強豪校も少なくない。今回は、今春のセンバツ出場を逃し、連続出場が途絶えた高校を紹介する。

 

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作新学院(栃木)

作新学院高校ナイン
 
 栃木県屈指の強豪である作新学院。2年連続で選抜出場中だったが、昨秋の栃木大会では準決勝で散った。
 
 春12回、夏16回の甲子園出場実績があり、2011年から2021年までは10年連続で夏の甲子園に出場するなど黄金時代も作った。
 

 
 甲子園での実績も高く、春は優勝1回、夏は2回の優勝経験がある。今井達也(西武)と入江大生(DeNA)を擁し、2016年夏の甲子園を制覇したことは記憶に新しい。
 
 2023年の選抜甲子園では、準々決勝で同大会の優勝校となる山梨学院(山梨)に3-12で大敗。それでも、小刻みな継投で8強入りした。
 
 新チームで挑んだ同秋の栃木大会はエース・小川哲平を擁して優勝。秋季関東大会では危なげない戦いを見せ、決勝で山梨学院を13-4で破って優勝した。
 
 同年の明治神宮野球大会でも準優勝し、前評判の高かった作新学院。しかし、2024年の選抜甲子園は、初戦で神村学園(鹿児島)に3-6で敗れた。
 
 新チームとなった同秋の栃木大会は、準決勝で佐野日大と激突。だが、好投手の洲永俊輔を打ち崩せず、2-4で敗戦。前チームからスタメンを張っていた小川亜怜、柳沼翔といった好打者を擁したが、今春の選抜出場を逃す形となった。
 
 次なる目標は、今夏の甲子園出場。夏の甲子園は2021年が最後となっているだけに、聖地帰還を果たしたいところだ。

 

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【了】



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