15歳で150km超え! WBCブラジル代表選手が注目。「いつかメジャーリーグでプレーしたい」
来年開催のWBCは現時点で15カ国の出場が決まっており、残り1枚の切符をかけて、アメリカで予選4組の試合が始まっている。その1カ国、ブラジルに弱冠15歳ながらも最速で152kmを投げる投手がいる。
2016/09/25
前回大会は3戦全敗だが……
パルジーニョ投手は、2001年1月5日生まれの15歳。身長約175cm、体重約75kgとガッシリした体系だ。ブラジルというサッカー大国に生まれながら、野球というスポーツを選択した理由をこう明かす。
“Comence a jugar beisbol cuando estaba en la playa, jugabamos “racquetball” en la arena. Mi tio estaba ahi, y me veia jugar y decia tu puedes batear muy bien, deberias juegar beisbol. Asi fue como inicie mi carrera en el beisbol.”
ビーチで”ラケットボール”をプレーしていた時、叔父が僕のプレーを見て、お前は非常にうまく打つ、野球をやるべきだと言ったんだ。そうして自分の野球生活がスタートした。
初出場となった前回大会でブラジルは3戦全敗に終わったが、初戦で対戦した侍ジャパンが苦しんだことを覚えているファンは多いだろう。今回も前回同様に、米国球界の殿堂入り選手バリー・ラーキン監督に率いられている。
”Todavia nos falta desarrollar como equipo porque no hemos tenido mucho tiempo para trabajar, pero en el apartado individual y de organizacion en el campo lo hicimos muy bien”.
同監督は「チームとしての活動時間があまりなく、まだ我々はチームとしての成長が足りない。だが、個人レベルのプレー、組織だったプレーは非常によくできている」と自信を見せる。
仮にブラジルが予選4組を通過した場合、第1ラウンドを韓国で戦うことになるため、侍ジャパンとの対戦が実現するのは日本開催の第2ラウンドとなる。野球後進国と思われている国でも、才能を持った若者は出現してきている。
果たして15歳のスーパー右腕パルジーニョ投手を日本で見ることはできるだろうか。
出典:
“Brasil destroza a Pakistan al abrir fase de clasificacion de WBC” by EFE in ESPN.deportes
“Eric Pardinho, el joven de 15 anos que tira mas de 90 mph” by Alejandro Talamantes in al bat.com