多角的な視点で発信する野球専門メディアベースボールチャンネル



春の頂点に立つのは…?2025年センバツ甲子園の優勝候補6校。全国屈指の強豪校たち

2025/03/20 NEW

text By

photo

産経新聞社



横浜(神奈川)

横浜(神奈川県)
 
 昨秋の明治神宮大会を制した横浜。今春センバツ甲子園の優勝候補筆頭に挙げられている。
 
 昨年5月から主将を務める阿部葉太(新3年)など、旧チームから下級生がメインとなっていた横浜は昨秋の神奈川県大会を制覇。
 

 
 関東大会でも順当に勝ち進み、決勝戦では健大高崎(群馬)を延長タイブレークで下した。
 
 さらに、明治神宮大会では明徳義塾(高知)、東洋大姫路(兵庫)など、全国の強豪校を立て続けに破って優勝。昨秋は公式戦負けなしと無類の強さを示した。
 
 投手陣はエース番号を背負う奥村頼人(新3年)と最速150キロ右腕・織田翔希(新2年)の強力2枚看板を擁する。
 
 特に織田は、明治神宮大会の初戦で明徳義塾を相手に完封勝利をマーク。早くも2026年のドラフト有力候補に名乗りを挙げている。
 
 打線は、主将の阿部を中心に左打者が多く並ぶ。また、昨秋の神奈川県大会で主に4番を任され、関東大会以降は故障でスタメンから外れていた野中蓮珠(新3年)も復帰した。
 迎えた初戦は、市和歌山(和歌山)と対戦。織田、奥村の継投も光り、4-2で勝利。まずは1回戦を突破している。

1 2 3 4 5 6


error: Content is protected !!